

Description
紅玉は台湾茶業改良場魚池分場が最も特色に溢れるミャンマーの大葉種紅茶を母木とし、台湾の野生山茶を父木とした素晴らしい結晶です。茶湯の色は鮮やかな明るい赤色で、甘く芳醇な味わいには、天然のシナモンの香りのほかに、淡いミントの香りもします。この魅力的な香りは台湾野生山茶によるもので、一度飲んだら忘れられず、かつては特有の「台湾香」と呼ばれ、世界の名だたる紅茶の中でも極めて独特な品種で、「世界最高級」と称されています。また、茶湯の色が明るい赤色で、ルビーのように透き通る艶やかさがあるため、紅玉と呼ばれるようになりました。
魚池郷は日月潭を囲むようにして、紅玉紅茶を生産する茶畑が多くあり、その一つに鹿篙村があります。大昔にこの場所でサンバーが群れを成しており、山村の中には谷間があって、長年積水して淵となり、サンバーたちの憩いの場所となったため、現地の人々から鹿窩と呼ばれるようになり、月日が経つうちに今日の地名へと変わったそうです。山中の谷間は水気を集めやすいため、茶葉の栽培にも良い環境となり、昭和七年に台湾総督府の協力の下で持木壮造が設立した持木興業会社は鹿篙村にて持木茶工場を設立しました。持木興業会社は持木一家と東京森永製菓による合資会社で、台湾で生産されたアッサムティーを日本で販売しました。
曾家は魚池郷鹿篙村で三代にわたって受け継がれてきた茶農家で、家族の先人たちの多くは当時の持木茶工場に勤め、紅茶の製造工芸に対し豊富な経験を持っています。
私は隠居された現地のある仏教禅師を通して彼らと知り合うことができましたが、茶畑は自然農法を採用しており、紅玉の茶樹は台湾野生茶樹の特性を持ち合わせているため、烏龍茶樹に比べて病虫害に強く、除草除虫剤や化学肥料も不要で、こうして栽培された茶葉には、口当たりまろやかでフルーティーな香りがあります。
Ruby Dew / 紅玉




種類: 紅茶
香り: 顕著なミントとシナモンの香り
味わい: ほのかに甘いオレンジの味わいと豊富なフルーツ
の味わいが後に続く
外観: 線状型
茶湯の色: 明るいレッドゴールド
品種: ミャンマーアッサムティーと本土山茶のブレンド
産地: 鹿篙村 魚池郷 南投県
茶師: 曾俊男
摘採期: 春 夏
栽培方法: 認証オーガニック自然農法
the large leaves of hybrid cultivar source: http://fandywu.pixnet.net/blog/trackback/801728f580/36671247
Source: Taipei tea business association and union
